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金属錯体の現代物性化学

978-4-7827-0567-4 C3043
山下正廣・小島憲道 編著
東北大学大学院教授 山下正廣・東京大学教授 小島憲道 編著 芥川智行・網代芳民・有馬孝尚・井上克也・大越慎一・大塩寛紀・大場正昭・岡本 博・加藤礼三・菊池彦光・北川 宏・小林昭子・小林厚志・小林速男・志賀拓也・高石慎也・竹谷純一・坪山 明・中村貴義・長谷川美貴・速水真也・宮坂 等・守友 浩 山田鉄平 共著
A5・上製・420頁/定価 5,390円(本体4,900円)
固体物性を研究する学部高学年生から大学院生の教科書として, また他分野の研究者の参考書として。

錯体CD
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目次1章 配位子場理論と金属錯体の光学的性質
 1-1 配位子場理論
  1-1-1 正八面体群とd軌道の分裂
  1-1-2 結晶場理論からみたd軌道の分裂
  1-1-3 分子軌道からみたd軌道の分裂
  1-1-4 配位子場遷移(d-d遷移)
  1-1-5 3d2電子系における田辺-菅野順位図
  1-1-6 4f電子の多重項と電子準位
  1-1-7 光学遷移の吸収強度
  1-1-8 様々な電荷移動遷移
 1-2 金属イオン間磁気相互作用と光学遷移
  1-2-1 2量体形成による共同励起
  1-2-2 励起子
  1-2-3 スピン波(マグノン)
  1-2-4 励起子・スピン波同時励起(マグノンサイドバンド)
  1-2-5 様々な共同励起
 1-3 ランタニド化合物の構造制御と光機能特性
  1-3-1 ランタニド化合物の電子吸収スペクトル
  1-3-2 ランタニド化合物の発光スペクトル
  1-3-3 発光性ランタニド錯体の新しい展開:
      膜化による偏光発光現象
  1-3-4 発光性ランタニド錯体の応用と将来展望

2章 遷移金属錯体の磁気的性質
 2-1 遷移金属錯体における磁性の基礎
  2-1-1 反磁性
  2-1-2 常磁性と磁気秩序状態
  2-1-3 交換相互作用の起源
  2-1-4 スピン軌道相互作用とスピンの型
  2-1-5 磁気相互作用の次元性と相転移
 2-2 低次元磁性体
  2-2-1 一次元磁性体
  2-2-2 二次元磁性体
  2-2-3 フラストレート系
 2-3 単分子磁石の化学
  2-3-1 単分子磁石
  2-3-2 磁気物性評価
  2-3-3 分子設計
  2-3-4 研究動向
 2-4 単一次元錯磁石と単分子磁石ネットワーク 
  2-4-1 単一次元錯磁石挙動の理論的解釈
  2-4-2 単一次元作磁石の分子設計
  2-4-3 強磁性単一次元錯磁石
  2-4-4 錯内交換相互作用の強い単一次元錯磁石
  2-4-5 単分子磁石間の相互作用とその他の単分子磁石が連結した一次元系
  2-4-6 単分子磁石間相互作用と高次ネットワークへの展開
  2-4-7 分子超常磁性体と異種分子との混成金属錯体
 2-5 スピンクロスオーバー錯体
  2-5-1 配位子場分裂
  2-5-2 スピンクロスオーバー現象
  2-5-3 スピンクロスオーバー現象に伴う状態変化
  2-5-4 スピンクロスオーバー現象のメカニズム
  2-5-5 スピンクロスオーバー現象に伴う協同効果
  2-5-6 最新のトピックス

3章 遷移金属錯体の伝導物性
 3-1 部分酸化型一次元白金錯体
  3-1-1 K2[Pt(CN)4]Br0.3・3H2O(KCP)
  3-1-2 分子性金属バンドの構造と2kF不安定性
  3-1-3 電荷密度波と格子変調波
  3-1-4 変調構造の具体例
 3-2 電子軌道の多様性と金属錯体系分子性導体
  3-2-1 (R1,R2-DCNQI)2Cu塩
  3-2-2 [Pd(dmit)2]塩
 3-3 単一分子種からなる金属結晶
  3-3-1 従来の分子性伝導体
  3-3-2 単一分子性金属の設計条件
  3-3-3 単一分子軽金属の実例

4章 多重機能性の最前線
 4-1 強相関一次元遷移金属化合物の巨大非線形光学応答と
    超高速光誘起相転移
  4-1-1 ハロゲン架橋ニッケル錯体および, 一次元同酸化物の
      結晶構造と電子構造
  4-1-2 ハロゲン架橋ニッケル錯体および, 一次元同酸化物
      における巨大非線形光学応答
  4-1-3 ハロゲン架橋ニッケル錯体における超高速光誘起絶緑体
      -金属転移
  4-1-4 超高速光誘起相転移の新しい展開
 4-2 遷移金属錯体の光誘起相転移
  4-2-1 光誘起相転移とその分類
  4-2-2 永続的な光誘起相転移
  4-2-3 過度的な光誘起相転移
  4-2-4 動的な光誘起相転移
 4-3 光磁性現象と非線形磁気光学現象
  4-3-1 光磁性現象-RbMnFeシアノ錯体の光可逆磁性
  4-3-2 非線形磁気光学効果-CsCoCrシアノ錯体の
      磁化誘起第二高調波発生
 4-4 キラル磁性錯体
  4-4-1 キラリティー
  4-4-2 キラル分子磁性体の物性
  4-4-3 キラル磁性体の合成
  4-4-4 キラル磁性体の構造と磁性
 4-5 電気磁気光学
  4-5-1 電気磁気光学の研究の歴史
  4-5-2 電気磁気効果と電気磁気光学
  4-5-3 測定方法A)試料
  4-5-4 測定方法B)光学測定
  4-5-5 電気磁気光学が期待できる磁性体-対称操作による判定
  4-5-6 電気磁気光学効果を生み出す[モーメント]
  4-5-7 電子論に基づくスペクトルの理解
  4-5-8 GaFeO3における電気磁気光学
 4-6 電界効果トランジスタ
  4-6-1 電界効果トランジスタの原理
  4-6-2 分子性結晶の電界効果トランジスタ
  4-6-3 電界効果特性の測定
  4-6-4 ルブレン単結晶トランジスタの高移動度電界効果特性
  4-6-5 遷移金属錯体の電界効果
 4-7 有機ELデバイスとリン光性遷移金属錯体
  4-7-1 有機ELデバイス
  4-7-2 リン光性遷移金属錯体
 4-8 逆Peierls相転移を示すナノワイヤー金属錯体
  4-8-1 擬一次元ハロゲン架橋単核(MX)金属錯体
  4-8-2 MX錯体の電子構造
  4-8-3 [Pd(en)2Br](C5Y)2・H2Oの結晶構造
  4-8-4 [Pd(en)2Br](C5Y)2・H2Oの電子状態
  4-8-5 相転移の物理的起源
  4-8-6 相転移の化学的起源
 4-9 白金混合原子価錯体の次元のクロスオーバー領域に現れる
    特異な電荷整列
  4-9-1 絶緑体となる一次元電子系
  4-9-2 梯子型電子系の発見
  4-9-3 梯子型金属錯体の構築
  4-9-4 梯子内の相関関係
  4-9-5 2本錯梯子における電荷密度波の位相関係
  4-9-6 一次元錯と2本錯梯子の違い
 4-10 プロトン伝導性金属錯体
  4-10-1 溶液中のイオン伝導
  4-10-2 固体中のイオン伝導
  4-10-3 固体プロトン伝導体
  4-10-4 金属錯体を用いたプロトン伝導体の構築
 4-11 電子-イオン(プロトン)混合伝導性錯体
  4-11-1 結晶構造
  4-11-2 伝導物性の評価
  4-11-3 動的な結晶空間の設計と電子-イオン混合伝導性の発現

付録 磁性におけるSI単位系とCGS単位系

備 考

「錯体化学会選書」
1 生物無機化学
2 金属錯体の光化学
3 金属錯体の現代物性化学
4 多核種の溶液および固体NMR
5 超分子金属錯体
6 有機金属化学(第2版)
7 金属錯体の機器分析(上・下)
8 錯体の溶液化学
9 金属錯体の電子移動と電気化学
10 金属錯体の量子・計算化学

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