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金属錯体の量子・計算化学

978-4-7827-0709-8 C3043
大阪大学教授 山口 兆・京都大学名誉教授 榊 茂好 名古屋工業大学名誉教授 増田秀樹 [編著]
磯部 寛・江原正博・奥村光隆・蒲池高志・川上貴資・岸 亮平・北河康隆 倉重佑輝・古賀伸明・小関史朗・佐藤啓文・塩田淑仁・重田育照・庄司光男 杉本 学・鷹野 優・高柳昌芳・田中晃二・常田貴夫・中井浩巳・長岡正隆 中嶋隆人・中谷直輝・中野晴之・中野雅由・波田雅彦・土方 優・福住俊一 福田良一・柳井 毅・山中秀介・横川大輔・吉澤一成 [共著]
A5・上製・540頁/定価 8,140円(本体7,400円)
錯体の構造・機能・反応等を理論的に解釈し, 基礎研究から注目されている生物・材料まで錯体を合理的にデザインする。

錯体CD
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目次1章 多電子理論と計算手法
 1-1 電子相関の理論と多配置理論
  1-1-1 電子相関
  1-1-2 多配置理論
 1-2 金属錯体系における電子相関理論の進展
  1-2-1 金属錯体における活性軌道の選択
  1-2-2 巨大な活性空間を扱う計算への試み
  1-2-3 密度行列繰り込み群を参照とする動的電子相関計算方法
  1-2-4 非経験的DMRG法の応用例
 1-3 独立粒子モデル・対称性の破れと多電子問題
  1-3-1 電子相関=電子揺らぎ
  1-3-2 厳密な密度汎関数理論 (DFT) と独立粒子モデルを導入した
      Kohn-Sham DFT
  1-3-3 KS-DFTの交換相関汎関数
  1-3-4 Kohn-Sham DFTの対称性の破れ
  1-3-5 量子スピン揺らぎを取り込むための多配置密度汎関数理論,
      共鳴CI法
 1-4 相対論的量子化学
  1-4-1 化学における相対論効果
  1-4-2 Dirac方程式
  1-4-3 Dirac方程式の非相対論的極限
  1-4-4 多電子系の4成分相対論法
  1-4-5 多電子系の2成分相対論法
 1-5 密度汎関数法による錯体化学
  1-5-1 密度汎関数法に基づく錯体化学計算
  1-5-2 錯体化学計算に必要な物理的補正
  1-5-3 密度汎関数法の錯体化学計算への応用

2章 量子化学の錯体化学への展開
 2-1 光励起状態とスピン変換
  2-1-1 遷移金属錯体の光励起状態の理論
  2-1-2 遷移金属錯体の光励起状態理論の応用
 2-2 SAC-CI法
  2-2-1 SAC-CI法
  2-2-2 金属錯体のイオン化スペクトル
  2-2-3 ルテニウム錯体の吸収スペクトルと分子構造
  2-2-4 タングステン錯体の吸収スペクトルと溶媒効果
  2-2-5 四ハロゲン化銅イオンの吸収スペクトル
 2-3 金属錯体の核磁気共鳴理論
  2-3-1 核磁気遮蔽定数
  2-3-2 核スピン-スピン結合定数
  2-3-3 核磁気遮蔽定数と分子の電子状態
  2-3-4 金属錯体のNMR, および重原子核NMRの解析例
 2-4 金属錯体の溶媒和理論
  2-4-1 連続誘電体モデル
  2-4-2 CPMD
  2-4-3 Reference Interaction Site Model (RISM)
 2-5 金属錯体の酸化還元反応に関する理論計算化学
  2-5-1 金属錯体を含む酸化還元反応系の特徴
  2-5-2 酸化還元反応に関する理論計算化学の研究課題とそのための
      計算手法
  2-5-3 標準還元電位の理論解析
  2-5-4 均一系での電子移動速度の理論解析
  2-5-5 電気化学系での酸化還元反応に関する理論解析

3章 金属錯体の構造, 反応性および生物無機反応
 3-1 有機金属錯体の構造と反応性Ⅰ
  3-1-1 錯体触媒反応の量子計算化学
  3-1-2 様々な反応経路の探索
 3-2 有機金属錯体の構造と反応性Ⅱ
  3-2-1 有機金属錯体と2状態反応機構
  3-2-2 コバルタシクロペンタジェンとアセチレン, もしくは
      ニトリルとの反応
  3-2-3 フェントン反応
 3-3 多核金属錯体の理論化学
  3-3-1 金属間多重結合の理論的研究
  3-3-2 Metallophilic相互作用と励起状態でのM-M結合生成
  3-3-3 配位子で架橋された多核錯体理論化学
 3-4 シトクロムP450の理論計算
  3-4-1 シトクロムP450による不活性アルカンの水酸化反応機構
  3-4-2 コンパウンドⅠの電子状態
  3-4-3 コンパウンドⅠによるC-H結合の活性化過程
  3-4-4 リバンウンド過程のトラジェクトリ計算
  3-4-5 Two State Reactivity: スピン状態がP450の反応性に
      与える影響
  3-4-6 コンパウンドⅠの生成機構
  3-4-7 ヒドロペルオキソ種の反応性
 3-5 複核非ヘム鉄の理論計算
  3-5-1 ヘムエリスリンによる酸素運搬機構
  3-5-2 リボヌクレオチドレダクターゼの反応機構
  3-5-3 メタンモノオキシゲナーゼの反応機構

4章 金属錯体の構造, 物性および機能発現
 4-1 伝導性
  4-1-1 物質の伝導性
  4-1-2 単分子伝導の理論的背景
  4-1-3 単分子伝導の簡易モデル
  4-1-4 スピン分極系での単分子伝導の簡易モデル
  4-1-5 実在系への適用
 4-2 錯体の磁性の量子化学
  4-2-1 なぜ磁性化?
  4-2-2 磁気的相互作用の種類
  4-2-3 DFTによる磁気的相互作用の計算例
  4-2-4 ゼロ磁場分裂パラメータDとE
  4-2-5 ZFSパラメータの計算手法
  4-2-6 実際の計算例
 4-3 線形および非線形応答理論と時間依存および無依存応答量
  4-3-1 線形および非線形応答量と量子化学計算法
  4-3-2 開殻性と非線形光学応答の相関
  4-3-3 遷移金属-金属結合系への非線形光学応答
 4-4 PCPs/MOFsの構造と機能発現
  4-4-1 多孔性配位高分子の登場
  4-4-2 PCPsの構造とその特徴
  4-4-3 PCPsの機能とその特徴
  4-4-4 PCPsにおける理論計算化学
  4-4-5 吸着 (貯蔵): 理論による細孔設計指針の提案
  4-4-6 吸着 (分離): 実験と理論による選択的Self-Accelerating
      機構の解明
  4-4-7 シミュレーションによるPCP細孔への気体吸着過程の
      熱力学的解説
  4-4-8 分子シミュレーションによるPCP細孔内高分子の
      拡散特性解析

5章 錯体化学の理論計算の新展開
 5-1 光合成水分解サイトのQM/MM計算
  5-1-1 QM/MM法の方法論
  5-1-2 酵素反応におけるQM/MM法の適用例
  5-1-3 天然および人工光合成の学理解明
5-2 ルテニウム錯体の構造と反応性
  5-2-1 背 景
  5-2-2 遷移金属オキソ錯体の化学結合様式
  5-2-3 遷移金属オキソ錯体における電子間相互作用の役割
  5-2-4 遷移金属オキソ錯体の反応性に関するDFT計算
  5-2-5 酸化還元電位と酸化力に関する補償関係
5-3 コバルト錯体の構造と反応性
 5-3-1 コバルト錯体の配位構造と電子配置
 5-3-2 人工光合成に向けた展開
 5-3-3 コバルト触媒による水の酸化
 5-3-4 コバルト触媒による水素の発生
 5-3-5 コバルト触媒による二酸化炭素の還元
5-4 近未来の計算機と錯体量子化学計算-分子科学計算ソフトウェア
   「NTChem」と錯体量子化学計算
  5-4-1 分子科学計算ソフトウェア「NTChem」
  5-4-2 超分子錯体化学系へのNTChemの適用
 5-5 錯体量子化学の将来展望
5-5-1 実験錯体化学者から見た今後の量子・化学計算への期待
5-5-2 理論化学・計算化学分野から見た錯体化学の理論的研究の
    将来展望と今後への期待

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