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錯体化学

有機・無機複合体の分子科学
978-4-7827-0800-2 C3043 /2021年3月刊行
棚瀬知明(奈良女子大学・教授)・石井洋一(中央大学・教授) 編著
猪股智彦(名古屋工業大学・教授)・梶原孝志(奈良女子大学・教授)・北河康隆(大阪大学・教授) 共著
A5判・上製・2色刷・496頁/定価 6,050円(本体5,500円)
はじめて錯体化学を学ぶ学生や若手研究者のための本格的な教科書。
錯体化学の学習は、金属錯体そのものの知識だけではなく、非常に多岐にわたる周辺学問領域の基礎を学ぶことも不可欠。しかし、錯体化学を取り巻く広範囲な基礎知識を短期間で学ぶことは容易ではありません。
本書では、基礎から先端的研究まで、初学者が無理なく段階的に読み進められるよう構成。各章では、関連するエピソードやトピックス、ポイント解説を「コラム」、関連する分析手法を「分析」として紹介。付録として、錯体化学を理解する上で重要な「対称性と群論」、「ハートリー・フォック法」の解説などを収録。
主な内容
  1. 錯体とは
  2. 錯体の構造
  3. 錯体の電子状態
  4. 錯体の光吸収と発光
  5. 錯体の磁性
  6. 錯体の安定性と配位子置換反応
  7. 錯体の電子移動反応
  8. 有機金属錯体
  9. 錯体の立体構造と理論化学
  10. 錯体の集積による機能の発現
  11. 錯体を用いた触媒反応
  12. 希土類元素の錯体化学
  13. 生体機能に関連した錯体化学
付録
  1. 対称性と群論
  2. ハートリー・フォック法
  3. 代表的な指標表
  4. 代表的な標準還元電位

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部数:

更新: 2024年7月11日
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