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新版 新しい触媒化学

978-4-7827-0688-6 C3043
早稲田大名誉教授 菊地英一
前北見工業大准教授 射水雄三・上智大名誉教授 瀬川幸一
北見工業大名誉教授 多田旭男・北海道大名誉教授 服部 英 共著
B5・並製・252頁/定価 3,080円(本体2,800円)
触媒は化学工業に欠くことのできないものであると共に,身近な生活にも幅広く利用され重要性が高まっている。本書は触媒化学の基礎から最新の応用を,バランスよくコンパクトにまとめたものである。化学原料から化学製品への一連の工程を,化学原料製造と化学品製造に分け,プロセス,化学反応との関連性を重視して解説した。
目 次1章 触媒化学の概要
 1.1 序 論
  1.1.1 触媒とは何か
  1.1.2 熱力学平衡と反応速度
  1.1.3 触媒の種類
  1.1.4 触媒発展の歴史
 1.2 分子の活性化と触媒機能の発現
  1.2.1 分子の活性化
  1.2.2 触媒機能の発現
 1.3 触媒の利用
  1.3.1 石油ベースの化学工業
  1.3.2 広がる触媒の応用分野
 1.4 触媒の研究と設計
  1.4.1 触媒の研究法
  1.4.2 触媒化学と関連分野

2章 触媒反応プロセス
 2.1 プロセス解説と触媒
 2.2 プロセス開発のニーズ
 2.3 グリーンケミストリーと触媒プロセス
 2.4 生産コストと触媒の寿命
 2.5 反応器の分類と選定

3章 エネルギーと化学原料製造のための触媒プロセス
 3.1 石油の利用と触媒化学
 3.2 石油脱硫のプロセス
 3.3 炭化水素のクラッキング
  3.3.1 クラッキング反応の概要
  3.3.2 触媒と反応機構
  3.3.3 工業プロセス
 3.4 ナフサの接触改質
  3.4.1 反応の概要
  3.4.2 触媒と反応機構
  3.4.3 工業プロセス
 3.5 水素および合成ガスの製造(炭化水素の水蒸気改質)
  3.5.1 反応の概要(熱力学的考察)
  3.5.2 触媒と反応機構
  3.5.3 工業プロセス
 3.6 無機化学品の製造
  3.6.1 アンモニアの製造
  3.6.2 硝酸の製造
  3.6.3 硫酸の製造
 3.7 天然ガスの利用
  3.7.1 フィッシャー・トロプシュ合成
  3.7.2 MTGおよびMTO反応
  3.7.3 ケミカルズの合成

4章 石油化学工業の概要

5章 化学品製造のための触媒プロセス-不均一系固体触媒反応
 5.1 水素化
  5.1.1 ベンゼンの水素化によるシクロヘキサンの製造
  5.1.2 ベンゼンの部分水素化によるシクロヘキセンの合成
  5.1.3 油脂の選択的水素化
  5.1.4 オレフィンの水素化精製
  5.1.5 水素化脱アルキル
 5.2 酸化反応
  5.2.1 酸化反応プロセスの種類と触媒の機能
  5.2.2 エチレンオキシドやプロピレンオキシドの製造
  5.2.3 プロピレンのアリル酸化とアンモ酸化
  5.2.4 無水マレイン酸および無水フタル酸の製造
  5.2.5 メタノールからホルムアルデヒド製造
  5.2.6 塩化ビニルの製造(オキシ塩素化法)
  5.2.7 塩化水素の酸化による塩素製造プロセス
 5.3 脱水素触媒
  5.3.1 エチルベンゼンの脱水素によるスチレンの製造
  5.3.2 アルコールの脱水素
  5.3.3 n-ヘキサンの脱水素環化によるベンゼンの製造
 5.4 酸触媒反応
  5.4.1 炭化水素の変換
  5.4.2 オレフィンの水和
 5.5 固体塩基触媒反応
  5.5.1 2,6-キシレノールの合成
  5.5.2 5-エチリデンビシクロ[2.2.1]ペプト-2-エンの合成
  5.5.3 ο-トリルペンテンの合成-Amocoプロセスの第1段階
  5.5.4 ビニルシクロヘキサンの合成(シクロヘキシルエタノールの脱水)
  5.5.5 ジイソプロピルケトンの合成
 5.6 オレフィンのメタセシス

6章 化学品製造のための触媒プロセス-均一系触媒反応
 6.1 均一系触媒プロセスの歴史
 6.2 有機金属化合物の基本反応
 6.3 均一系触媒反応プロセス
  6.3.1 一酸化炭素を用いるプロセス
  6.3.2 オレフィンの重合プロセス
  6.3.3 オレフィンのメタセシス
  6.3.4 クロスカップリング反応
  6.3.5 オレフィンとジエンへの付加反応
  6.3.6 均一系酸化反応プロセス
  6.3.7 ポリマーの製造プロセス
  6.3.8 均一系不斉触媒反応

7章 環境関連触媒
 7.1 脱硝触媒
  7.1.1 NOxの低減法
  7.1.2 アンモニアによるNOxの接触還元
  7.1.3 炭化水素または含酸素有機化合物を還元剤とするNOx選択接触還元
 7.2 自動車用触媒
  7.2.1 ガソリンエンジン車の触媒
  7.2.2 ディーゼルエンジン車の触媒
 7.3 燃料電池システム
  7.3.1 燃料電池の種類と電極触媒
  7.3.2 燃料改質システムと触媒
 7.4 光触媒
  7.4.1 半導体光触媒の原理と機能
  7.4.2 水の光分解
  7.4.3 光触媒による環境浄化
  7.4.4 超親水性の活用
 7.5 触媒燃焼と関連分野
  7.5.1 触媒燃焼の温度域と応用
  7.5.2 触媒燃焼用触媒
  7.5.3 ガスタービンへの応用
  7.5.4 悪臭成分や揮発性有機化合物の触媒燃焼処理
  7.5.5 家電製品,自動車用部品などへの応用
 7.6 その他の環境触媒
  7.6.1 触媒湿式酸化分解
  7.6.2 常温型CO酸化触媒
  7.6.3 医療用N2Oの触媒分解

8章 固体触媒の材料と調整法
 8.1 固体触媒の構成,材料,機能
  8.1.1 主な固体触媒の材料,機能
  8.1.2 触媒担体
  8.1.3 触媒調製例のフローチャートと主要工程
 8.2 触媒調製法の種類と特徴
  8.2.1 沈殿法
  8.2.2 ゲル化法,ゾル-ゲル法
  8.2.3 含浸法
  8.2.4 イオン交換法
  8.2.5 水熱合成法
  8.2.6 メソポーラス材料の合成法
  8.2.7 その他の方法
 8.3 触媒調製法の単位操作と制御因子
  8.3.1 沈殿生成
  8.3.2 ろ過,水洗
  8.3.3 含浸,イオン交換
  8.3.4 乾 燥
  8.3.5 熱処理,焼成
  8.3.6 還 元
  8.3.7 その他の活性化処理法
 8.4 固体触媒のミクロ構造,活性成分の分布,分散度の制御
  8.4.1 非担持触媒のミクロ構造の制御
  8.4.2 担持触媒における活性成分の分布制御
 8.5 固体触媒の使用環境と最適物理的因子
  8.5.1 固体触媒の物理的因子の最適化
  8.5.2 固体触媒の形状と特徴 

9章 吸着と不均一触媒反応速度式
 9.1 吸 着
  9.1.1 物理吸着と化学吸着
  9.1.2 吸着熱
  9.1.3 吸着量の関数
  9.1.4 吸着等温線
 9.2 不均一系触媒反応のメカニズムと速度式
  9.2.1 不均一系触媒反応の速度
  9.2.2 Langmuir-Hinshelwood機構とRideal-Eley機構
  9.2.3 Langmuir-Hinshelwood機構の速度式
  9.2.4 触媒の活性試験
  9.2.5 同位体を用いる反応機構の推定

10章 固体触媒のキャラクタリゼーション
 10.1 吸着を利用するキャラクタリゼーション
  10.1.1 細孔分布
  10.1.2 金属の露出表面積の測定
  10.1.3 表面酸性・塩基性の測定
 10.2 触媒の表面とバルクの分光学的なキャラクタリゼーション
  10.2.1. XRD
  10.2.2 電子顕微鏡
  10.2.3 XPS
  10.2.4 AES
  10.2.5 LEED
  10.2.6 EXAFS 広域X線吸収微細構造
  10.2.7 XANES X線吸収端近傍微細構造
  10.2.8 ESR
  10.2.9 IR
  10.2.10 NMR
  10.2.11 STMとAFM
 10.3 表面吸着種の状態
  10.3.1 昇温脱離法
  10.3.2 IR
  10.3.3 EELS

 章末課題

備 考

祝!本書著者5名が【触媒学会教育賞】を受賞いたしました。2014.1.9

三共出版で購入?

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