• 献本

わかる反応速度論

978-4-7827-0698-5 C3043 /2013年10月刊行
齋藤勝裕
名古屋市立大学特任教授 齋藤勝裕 著
A5・並製・252頁/定価 2,640円(本体2,400円)
数学が苦手な読者のために, 数学を離れて理解できる反応速度論の教科書。数式は説明を理解するための必要最小限にし, 図やグラフにより直感的な理解を得られるよう構成した。
目次

第1章 反応速度論とは
 1 化学反応の解析
 2 反応速度
 3 反応の種類
 4 反応と衝突
 5 活性化エネルギー
 6 中間体と遷移状態
 演習問題

第Ⅰ部 現象としての反応速度論

第2章 速度式
 1 反応速度
 2 反応次数
 3 反応次数の決定
 4 反応速度に影響するもの
 5 反応とエネルギー
 演習問題

第3章 積分速度式
 1 積分速度式
 2 二次反応の積分速度式
 3 簡便な解析
 4 半減期
 5 二次反応の半減期
 演習問題

第4章 反応の解析
 1 素反応
 2 逐次反応
 3 濃度変化
 4 定常状態近似
 5 律速階段
 6 単分子反応の平衡
 7 2分子反応の平衡
 演習問題

第5章 複雑な反応の速度
 1 重合反応の機構
 2 高分子鎖の成長
 3 触媒反応
 4 酵素反応
 5 ミカエリス定数
 6 爆発反応
 演習問題

第6章 高エネルギー反応
 1 光反応の反応特性
 2 スタン-ボルマーの式
 3 原子核反応
 4 原子炉の原理
 5 原子炉の構造
 6 高速増殖炉
 演習問題


第Ⅱ部 反応速度の理論

第7章 分子運動と衝突
 1 分子運動
 2 運動速度
 3 分子速度の表現
 4 衝突
 5 衝突速度と衝突断面積
 6 衝突頻度
 7 平均自由行程
 演習問題

第8章 反応とエネルギー
 1 遷移状態と活性化エネルギー
 2 反応の必要条件
 3 アレニウスの式
 4 反応速度の温度依存性
 5 速度支配と平衡支配
 6 衝突と反応速度定数
 7 反応断面積
 演習問題

第9章 遷移状態理論
 1 遷移状態 (活性錯合体)
 2 遷移状態と時間
 3 反応速度式
 4 分子振動と反応
 5 速度定数の導出
 演習問題

第10章 活性化パラメータ
 1 活性化パラメータの種類
 2 活性化パラメータの導出
 3 アイリングプロット
 4 活性化エンタルピーの意味
 5 活性化エントロピーの意味
 演習問題

第Ⅲ部 反応速度に影響するもの

第11章 溶液反応
 1 気相反応と液相反応
 2 反応速度の溶媒依存性
 3 プロトン放出能と反応速度
 4 拡散律速反応
 5 拡散律速速度定数kd
 6 拡散 (参考)
 演習問題

第12章 固相反応
 1 吸着
 2 吸着確率
 3 吸着等温式
 4 固体触媒作用
 5 触媒反応速度
 演習問題

第Ⅳ部 解析の手法

第13章 置換基効果
 1 静電的効果
 2 軌道相関効果
 3 分子間軌道相関
 4 同位体効果
 5 ゼロ点エネルギーの変化
 6 同位体効果の実例
 演習問題

第14章 実験
 1 緩和法
 2 緩和時間
 3 緩和時間の実験例
 4 動的NMR
 5 動的NMRの実験例
 6 連鎖反応の解析
 7 連鎖反応の速度定数
 演習問題

紙面サンプル
第1章 5 活性化エネルギー

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更新: 2023年10月12日
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