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反応速度論―化学を新しく理解するためのエッセンス

978-4-7827-0379-3 C3043 /1998年3月刊行
名古屋市立大学名誉教授 齋藤勝裕 著
A5・並製・208頁/定価 2,640円(本体2,400円)
化学反応を反応速度を基に反応を解析することを目的とし,基本的なことから,最新の研究成果まで網羅。複雑な数式は極力少なくし,わかりやすい表現と図を多用することにより,数学が苦手な人でも理解できるよう配慮した入門書。 左ページに図・表・式を,右ページには解説を配し,工夫を凝らした。
目次

序 論
 1. 反応速度
 2. 衝 突
 3. 活性化パラメータ
 4. 反応環境
 5. 反応速度に影響する諸性質

第Ⅰ部 現象としての反応速度
 1章 速度式
  1-1 反応速度
  1-2 反応次数
  1-3 速度定数
  1-4 積分速度式
  1-5 半減期
 2章 反応の解析
  2-1 素反応
  2-2 逐次反応
  2-3 平衡を含む反応
 3章 複雑な反応の速度
  3-1 連鎖反応
  3-2 爆 発
  3-3 重合反応
  3-4 触媒反応
  3-5 酵素反応
 4章 高エネルギー反応
  4-1 光化学反応
  4-2 原子核反応

第Ⅱ部 速度定数を決定する因子
 5章 分子運動と衝突
  5-1 分子運動
  5-2 衝 突
  5-3 拡 散
 6章 反応とエネルギー
  6-1 活性化エネルギー
  6-2 速度定数と反応
  6-3 速度定数の解析
 7章 遷移状態理論(活性錯合体理論)
  7-1 遷移状態(活性錯合体)
  7-2 遷移状態と時間
  7-3 反応速度
  7-4 速度定数の熱力学的意味
  7-5 活性化パラメータの意味

第Ⅲ部 反応環境と反応速度
 8章 溶液反応
  8-1 気相反応と液相反応
  8-2 反応速度の溶媒依存性
  8-3 拡散律速反応
 9章 固相との相互作用
  9-1 吸 着
  9-2 吸着等温式
  9-3 固体触媒作用

第Ⅳ部 解析の手法
 10章 置換基効果
  10-1 ハメット則
  10-2 軌道相関効果
  10-3 同位体効果
 11章 実 験
  11-1 緩和法
  11-2 動的NMR

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更新: 2023年4月11日
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