• 献本

高分子材料化学

978-4-7827-0427-1 C3043 /2001年4月刊行
吉田泰彦・萩原時男・竹市 力・手塚育志・米澤宣行・長崎幸夫・石井 茂
東洋大学教授 吉田泰彦・埼玉工業大学教授 萩原時男・豊橋技術科学大学教授 竹市 力 東京工業大学教授 手塚育志・東京農工大学教授 米澤宣行 筑波大学教授 長崎幸夫・東洋大学准教授 石井 茂
B5・並製・186頁/定価 2,970円(本体2,700円)
高分子材料化学を基礎から眺め,その構造と機能性の関係をわかり易く解説し,社会における高分子化学の応用を中心にまとめた。高分子材料化学は幅広い分野であることから,各分野の専門の著者がそれぞれを担当し,実際の利用分野と高分子材料を対比させながら学ぶことにより,初学者にもわかり易いように構成した。
目次

1 高分子材料化学の基礎
 1.1 高分子材料の“どうして”と“なるほど”
  1.1.1 コンビニエンスな高分子
  1.1.2 コスメティックな高分子
 1.2 高分子材料とは
  1.2.1 高分子の合成
  1.2.2 分子量と分子量分布
  1.2.3 高分子の構造と性質
  1.2.4 成形方法

2 社会を支える高分子材料
 2.1 身近な社会生活を支える高分子材料
  2.1.1 汎用合成高分子構造材料の全般的性質
  2.1.2 社会生活を支える汎用合成高分子構造材料の分子構造的特徴
  2.1.3 汎用合成高分子構造材料の物性
  2.1.4 汎用合成高分子材料の区分・分類
  2.1.5 プラスチック,繊維,ゴム,エラストマーの生産量
  2.1.6 汎用合成高分子構造材料の課題・問題点
  2.1.7 汎用合成高分子構造材料―各論
 2.2 情報社会を支える有機材料
  2.2.1 情報伝達デバイス―光ファイバー
  2.2.2 情報記憶デバイス―光ディスク

3 金属に代わる高分子材料
 3.1 軽くて強いエンジニアリングプラスチック
  3.1.1 エンジニアリングプラスチック一般
  3.1.2 エンジニアリングプラスチックの歴史と生産量
  3.1.3 エンジニアリングプラスチックの性質?形状安定性の役割
  3.1.4 エンジニアリングプラスチックの一次構造の特徴と合成法
  3.1.5 エンジニアリングプラスチックの開発手法
  3.1.6 エンジニアリングプラスチック(ポリマー)各論
 3.2 有機高分子の枠を超えた耐熱性高分子・高強力繊維
  3.2.1 耐熱性高分子
  3.2.2 ポリイミド
  3.2.3 高強力繊維

4 エレクトロニクス産業で活躍する高分子材料
 4.1 エレクトロニクスを支える高分子材料
  4.1.1 半導体の封止剤
  4.1.2 プリント配線基板
  4.1.3 ポリマーバッテリー
 4.2 エレクトロニクスを設計する光学有機材料
  4.2.1 はじめに
  4.2.2 リソグラフィーとレジスト
  4.2.3 光化学の基礎
  4.2.4 レジストの基本原理
  4.2.5 レジストに要求される物性
  4.2.6 レジスト各論

5 環境に優しい高分子材料
 5.1 省エネルギー・省資源を実現する分離機能材料
  5.1.1 樹脂による分離
  5.1.2 膜による分離
 5.2 古くて新しい天然高分子・生体高分子
  5.2.1 天然高分子・生体高分子
  5.2.2 タンパク質
  5.2.3 糖質
  5.2.4 核酸
 5.3 21世紀の環境を考える生分解性高分子とリサイクル
  5.3.1 はじめに
  5.3.2 生分解性プラスチック
  5.3.3 高分子材料のリサイクル

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更新: 2022年12月12日
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