• 献本

基本高分子化学

978-4-7827-0674-9 C3043
柴田充弘
千葉工業大学教授 柴田充弘 著
B5・並製・312頁/定価 3,850円(本体3,500円)
本書は大学の理工系学部で有機化学や物理化学の基礎を学んだ学生を対象とした初めて高分子化学を学ぶための教科書。 意外と複雑な式の誘導を理解するために,数学の公式や数式の導出は省略することなく丁寧に記載した。

目 次

1 序 論
 1.1 高分子とポリマー
 1.2 ポリマーの分類
 1.3 高分子化学の誕生と歴史

2 高分子鎖の化学構造と形態
 2.1 高分子鎖の化学構造
  2.1.1 繰返し単位の結合様式
  2.1.2 共重合形式
  2.1.3 立体規則性
  2.1.4 線状高分子の立体配座(回転異性体)
 2.2 高分子鎖の形と大きさ
  2.2.1 高分子鎖の広がり
  2.2.2 理想鎖
  2.2.3 実在鎖における排除体積効果

3 ポリマーの平均分子量と溶液の熱力学的性質
 3.1 ポリマーの平均分子量と分子量分布
 3.2 ポリマー溶液の熱力学的性質
 3.3 ポリマー溶液の相平衡
 3.4 平均分子量の測定法
  3.4.1 浸透圧法
  3.4.2 蒸気圧浸透法
  3.4.3 光散乱法
  3.4.4 粘度法
  3.4.5 ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)
  3.4.6 その他の平均分子量の測定法のまとめ

4 ポリマーの固体構造
 4.1 固体中の高分子鎖の形態
 4.2 X線回折による結晶構造解析
 4.3 高分子鎖の結晶内での構造
 4.4 ポリマーの結晶形態
 4.5 液晶ポリマーの構造

5 ポリマーの物性
 5.1 熱的性質
  5.1.1 ガラス転移と融解
  5.1.2 熱分析法と熱物性
  5.1.3 ポリマーの結晶化挙動の解析
  5.1.4 結晶の融解と融点
  5.1.5 耐熱性ポリマーの分子設計
 5.2 力学的性質
  5.2.1 弾性とは
  5.2.2 粘性とは
  5.2.3 粘弾性モデル
  5.2.4 応力とひずみ
  5.2.5 ポリマー材料の引張特性と曲げ特性
  5.2.6 動的粘弾性
  5.2.7 固体ポリマーの粘弾性特性の解析法
 5.3 基本的な電気的・光学的性質
  5.3.1 絶縁性と導電性
  5.3.2 誘電性
  5.3.3 屈折率と複屈折

6 ポリマーの合成
 6.1 ポリマー合成反応の分類と特徴
 6.2 逐次重合
  6.2.1 重合度と反応度および官能基比の関係
  6.2.2 重合度の分布
  6.2.3 重縮合
  6.2.4 重付加
  6.2.5 付加縮合
 6.3 連鎖重合
  6.3.1 ラジカル重合
  6.3.2 ラジカル共重合
  6.3.3 アニオン重合
  6.3.4 カチオン重合
  6.3.5 配位重合
  6.3.6 開環重合

7 様々な構造をもつポリマーの合成
 7.1 高分子の様々な形状
 7.2 ブロック共重合体と分岐ポリマーの合成
  7.2.1 ブロック共重合体
  7.2.2 分岐ポリマー
 7.3 環状ポリマーの合成
  7.3.1 大環状ポリマーの合成
  7.3.2 ポリロタキサンとポリカテナン
 7.4 網目ポリマーの合成
  7.4.1 ゲル化
  7.4.2 熱硬化反応の利用
  7.4.3 光硬化反応と放射線架橋の利用
  7.4.4 相互侵入高分子網目
  7.4.5 分子間相互作用の利用
  7.4.6 ヒドロゲルとオルガノゲル

8 バイオベースポリマーの合成
 8.1 多糖類の利用
  8.1.1 セルロース
  8.1.2 デンプン
  8.1.3 キチン・キトサン
  8.1.4 アルギン酸
  8.1.5 プルラン
  8.1.6 その他の糖類
 8.2 植物油脂の利用
  8.2.1 油脂の分類
  8.2.2 植物油脂の樹脂としての利用
 8.3 テンペンの利用
  8.3.1 テンペンの分類
  8.3.2 テンペンから誘導される樹脂
 8.4 天然ポリフェノールの利用
 8.5 タンパク質の利用
 8.6 微生物産生ポリマーを利用する方法
 8.7 バイオマス由来の基礎化学物質を利用する方法

9 ポリマーの化学反応
 9.1 高分子反応の分類と特徴
 9.2 高分子の官能基変換
 9.3 ポリマーの分解反応とリサイクル
  9.3.1 熱分解
  9.3.2 光分解
  9.3.3 生分解
  9.3.4 分解反応を用いたリサイクル

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