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新版 エネルギーの科学(第3版)

人類の未来に向けて
978-4-7827-0839-2 C3043 / 2025年3月刊行
安井伸郎(帝塚山大学・名誉教授) 著
A5・並製・2色刷・148貢/ 定価 2,420円( 本体 2,200円)
人類のエネルギー利用の歴史から、熱力学の基礎、発電、新エネルギー、エネルギー消費が環境にもたらす影響の問題まで、身近な例を挙げながら、わかりやすく解説。大学などの教養科目の教科書として、またエネルギー問題に興味を持つ学生や社会人の方々の入門書としてもおすすめ。
サンプル
第3版では、日々めざましく進展する次世代エネルギーや環境の問題などを新しい情報とともに解説した。
主な内容
  1. 人類は何を使ってきたか(人類の歩み / 人口とエネルギー消費量)
  2. エネルギーのかたち(エネルギーとは何か / エネルギーの変換 / 化石資源)
  3. 化石資源(石油 / ガス / 石炭 / 可採年数 / 資源の乏しい日本)
  4. 電気エネルギー(利点と欠点 / 水力発電 / 火力発電 / 原子力発電)
  5. 次世代エネルギー(太陽光発電 / 風力発電 / バイオマス / 地熱発電 / 燃料電池)
  6. 環境問題とエネルギー問題(化石資源の消費と気候変動 / 廃棄物 / リサイクル)
  7. 人類の未来に向けて(ゼロエミッション / 循環型社会)
目次(詳細)

序 人類の生存のエネルギー

1 人類は何を使ってきたか
 1-1 生命の誕生~人類の登場
 1-2 人類の歩み
 1-3 人口とエネルギー消費量の移り変わり
 ノート1 水車と風車の話

2 エネルギーのかたち
 2-1 エネルギーとは何か
 2-2 エネルギーの変換と変換効率
 2-3 化石資源のエネルギー~化学エネルギー~とは何か
 2-4 “省エネルギー”の熱力学的意味
 ノート2 燃素(フロギストン)と熱素(カロリック)

3 化石資源
 3-1 生活の中の化石資源
 3-2 化石資源はどうやってできたか
 3-3 石油
 3-4 石油ガス
 3-5 天然ガス
 3-6 石炭
 3-7 石油と石炭の比較
 3-8 可採年数
 3-9 資源の乏しい日本
 ノート3 天然から合成へ~洗剤,繊維,染料

4 電気エネルギー
 4-1 現代生活と電気エネルギー
 4-2 電気エネルギーの利点と欠点
 4-3 発電の方法
 4-4 水力発電
 4-5 火力発電
 4-6 原子力発電(原発)
 4-7 電気エネルギーの安定な供給
 ノート 4 人類は電気とどのように関わってきたか

5 次世代エネルギー
 5-1 再生可能エネルギー
 5-2 太陽光発電
 5-3 風力発電
 5-4 バイオマス・エネルギー
 5-5 地熱発電
 5-6 自然の力の利用
 5-7 自然エネルギー利用の問題点と将来
 5-8 燃料電池
 ノート5 太陽の恵み

6 環境問題とエネルギー問題
 6-1 化石資源の消費と気候変動
 6-2 廃棄物はどのように処理されるか
 6-3 プラスチックの再利用
 6-4 紙のリサイクル
 6-5 リサイクルの落とし穴
 6-6 省資源の工夫
 ノート6 環境に優しい乗り物~路面電車

7 人類の未来に向けて
 7-1 どのような資源をどのように使うか
 7-2 ゼロエミッション
 7-3 循環型社会は可能か

参考図書
参考ウェブサイト
索引

コラム
 日本人と米
 地球の歴史を1年にたとえると
 油断大敵!
 イギリスの運河
 蒸気機関の“発明”
 蒸気機関車の光と陰
 青色LED
 永久機関の夢
 マックスウェルの悪魔
 油の入れ間違いに注意!
 石油コンビナート
 石油を量る単位=バレル
 ガスの臭い
 製鉄所の立地
 “電気”という言葉
 長距離の送電線はなぜ高圧か?
 IH調理器
 交流と直流
 川をさかのぼる魚たち
 チェルノブイリ事故と福島事故
 元素の名前
 北海道大停電
 “再生可能エネルギー”という語
 風力発電“先進国”~デンマーク
 北風と太陽
 生分解性ポリマー
 家庭用燃料電池
 地球における炭素の循環
 自販機大国日本
 ハイブリッド気動車
 リチウムイオン電池

備 考

2025年3月、第3版を刊行。

三共出版で購入?

部数:

更新: 2025年6月23日
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