• 献本

基礎物理化学演習(第2版)

978-4-7827-0689-3 C3043 /2013年10月刊行
城西大学教授 尾﨑 裕
城西大学 末岡一生・城西大学教授 宮前 博 城西大学教授 見附孝一郎 共著
A5・並製・204頁/定価 2,310円(本体2,100円)
大学1,2年生を対象とし,高校で物理を履修せず物理化学に苦手意識を持つ学生のレベルに対応させた演習書。物理化学のほぼ全体を網羅し,基本的な問題を収録。内容の解説,例題や章末の演習問題の解答は全て詳細に記述し,自習用としても最適である。
目次

Ⅰ 物質の状態
 1 気体の性質
  1-1 理想気体の状態方程式
  1-2 混合気体
  1-3 実在気体の状態方程式
  1-4 気体-液体変化
  1-5 臨界点

 2 気体分子の運動
  2-1 分子運動と圧力
  2-2 分子の速さと温度
  2-3 ファンデルワールス方程式
  2-4 ファンデルワールス方程式と気体-液体変化
  2-5 ファンデルワールス方程式と臨界点
  2-6 分子間ポテンシャル

 3 熱力学第一法則
  3-1 「熱」はエネルギーである
  3-2 記号と符号,総量と変化量
  3-3 熱力学第一法則
  3-4 エンタルピー
  3-5 標準生成エンタルピー
  3-6 イオンの生成エンタルピー
  3-7 熱容量

 4 熱力学第二法則
  4-1 可逆過程と不可逆過程
  4-2 理想気体の体積変化における等温過程と断熱過程
  4-3 循環過程:カルノーサイクル
  4-4 エントロピーの導入
  4-5 いろいろな可逆過程におけるエントロピーの変化
  4-6 エントロピーと自発性
  4-7 熱力学第二法則
  4-8 熱力学第三法則

 5 化学平衡と溶液
  5-1 自由エネルギー
  5-2 自由エネルギーと自発性
  5-3 自由エネルギーと化学平衡
   5-3-1 自由エネルギーの圧力変化と温度変化
   5-3-2 気体化学反応の平衡定数
   5-3-3 相平衡
  5-4 溶液
   5-4-1 気体混合物
   5-4-2 部分モル自由エネルギー(化学ポテンシャル)
   5-4-3 溶液(液体混合物)
   5-4-4 束一的性質

Ⅱ 物質の構成
 6 量子論と電子構造
  6-1 原子の構造
  前期量子論
  6-2 光電効果
  6-3 ド・ブロイの関係式
  6-4 ボーアの水素模型
  量子学の誕生
  6-5 波動方程式
  6-6 原子の軌道に関する3つの量子数
  6-7 原子軌道
  6-8 電子配置あるいは電子構造
  6-9 フントの規則

 7 化学結合
  化学結合と分子の立体構造
  7-1 化学結合
   7-1-1 ルイス記号とルイス構造式
  7-2 原子価殻電子対反発理論(VSEPR)と分子・イオンの立体構造
  7-3 分子の立体構造の量子論的な説明
   7-3-1 等核2原子分子の分子軌道
   7-3-2 異核2原子分子
   7-3-3 多原子分子の結合と構造

 8 分子のエネルギー
  8-1 分子のエネルギーの種類と自由度
  8-2 並進のエネルギー準位
  8-3 振動のエネルギー準位と赤外光
  8-4 回転のエネルギー準位とマイクロ波
  8-5 可視・紫外光と電子エネルギー
  8-6 分子の対称性

 9 化学統計力学
  9-1 化学統計力学と確率
  9-2 ボルツマン分布
  9-3 ボルツマン分布と全エネルギー
  9-4 エネルギーと熱容量,分配関数
  9-5 並進エネルギーと速度分布関数
  9-6 エントロピーと乱雑さ
  9-7  化学平衡

 10 結晶と回折
  10-1 結晶格子
  10-2 ミラー指数
  10-3 ブラッグ反射
  10-4 単位格子(単位胞)の体積と結晶の密度
  10-5 X線の強度と原子位置の関係

Ⅲ 化学反応
 11 反応速度論
  11-1 反応速度
  11-2 反応速度式と速度定数
  11-3 1次反応と2次反応
  11-4 素反応と反応機構
  11-5 定常状態近似と律速段階

 12 素反応
  12-1 分子衝突と素反応
  12-2 アレニウスの式と活性化エネルギー
  12-3 反応座標とポテンシャル面

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更新: 2023年4月26日
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