• 献本

わかる化学結合

978-4-7827-0702-9 C3043 /2014年1月刊行
尾﨑 裕(城西大学教授)著
B5・並製・2色刷・118頁/定価 2,420円(本体2,200円)
化学結合が直感的に「わかる」ことを目標に,枝葉を落として化学結合の幹となる部分を詳しく説明した大学初年次向け教科書。
大学で最初につまづく原子や分子の法則をしっかり理解した上で,これを元に整理して考えられるよう構成。つまづきがちな事柄には理解の手助けとなるよう,脚注にポイントや補足説明を加えフォローした。
目次(詳細)

1 物質と原子分子の世界
 1-1 物質の分類と原子
  (1) 混合物と純物質
  (2) 単体と化合物
  (3) 元素と原子
  (4) 均一混合物と不均一混合物
 1-2 原子の構成要素―陽子, 中性子, 電子
 1-3 電荷とクーロン力
 1-4 アボガドロ定数と原子量
  (1) アボガドロ定数
  (2) 原子量
  (3) 原子の大きさ
 1-5 周期表
  (1) 典型元素
  (2) 遷移元素
 章末問題

2 原子分子の世界の法則
 2-1 光の波と光の粒子―光子
  (1) 波としての光
  (2) 光子
 2-2 原子スペクトルと水素のボーア模型
  (1) 光のスペクトル
  (2) 水素原子のスペクトル
 2-3 電子の従う規則
  (1) ドブロイ波長
  (2) シュレディンガー方程式
  (3) 箱の中の粒子
 2-4 電子のスピンと粒子の同等性
 章末問題

3 周期表と電子配置
 3-1 水素原子中の電子の軌道と電子雲
  (1) 水素原子中の電子の波動関数
  (2) 量子数と軌道
  (3) 波動関数の形
 3-2 周期表と電子配置
  (1) 一般の原子中の電子
  (2) 電子配置
  (3) 電子のスピン
 3-3 原子半径, イオン化エネルギー電子親和力
  (1) 原子半径
  (2) イオン化エネルギー
  (3) 電子親和力
 章末問題

4 化学結合と分子の構造
 4-1 化学結合の分類
  (1) イオン結合
  (2) 共有結合
  (3) 金属結合
 4-2 ルイス構造式
 4-3 共鳴構造
 4-4 分子の立体構造―VSEPR理論
 4-5 分子の極性と電気陰性度
 章末問題

5 化学結合の理論
 5-1 原子価結合理論
  (1) 原子価結合
  (2) 混成軌道
  (3) 多重結合
 5-2 分子軌道法
  (1) 水素分子の分子軌道
  (2) 第2周期の2原子分子の分子軌道
  (3) 多原子分子の分子軌道
  (4) 第1~3周期の非金属元素の単体
 5-3 ポテンシャルと結合エネルギー
 章末問題

付録
 1 単位のついた計算?
 2 有効数字はわからなくてよい?

三共出版で購入?

部数:

更新: 2024年8月26日
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