• 献本

基本的な考え方を学ぶ無機化学

978-4-7827-0693-0 C3043
小村照寿
金沢大学名誉教授 小村照寿 著
B5・並製・240頁/定価 3,080円(本体2,800円)
基本的な主題に限定し「無機化合物の結合の性格,反応性,結晶構造などがどのような因子で支配されるのか」という本質的な点を理解できるよう心掛けた。 うわべだけではなく十分な理解力を養うために必要な物理化学的基礎事項の要点を,無機化学を元素の周期性と関連づけて学習できるよう構成した。
目 次1章 物質についての序論
 1-1 物質の状態
 1-2 物質の構成
 1-3 物質の量の表し方

2章 元素の電子配置と周期表
 2-1 原子軌道
 2-2 元素の電子配置
 2-3 原子の電子状態
 2-4 元素の性質の周期性

3章 化学結合
 3-1 共有結合の考え方
 3-2 結合のイオン性
 3-3 分子の形
  3-3-1 分子の形
  3-3-2 混成軌道
  3-3-3 多重結合

4章 物質のエネルギーと化学平衡
 4-1 基本的な熱力学量
 4-2 反応のエネルギー変化

5章 元素の組み合わせと結合の強さ
 5-1 単 体
  5-1-1 同じ周期でみられる傾向
  5-1-2 主量子数と結合の強さ
 5-2 二成分化合物
  5-2-1 15族元素の水素化合物
  5-2-2 16族元素の水素化合物
  5-2-3 14族元素の酸化物

6章 イオン結晶
 6-1 結晶構造のとらえ方
  6-1-1 球の最密充てん
  6-1-2 二成分化合物MmXnの構造
 6-2 イオン化性化合物の安定度
  6-2-1 電気陰性度との関連
  6-2-2 イオン結晶の格子エネルギー
  6-2-3 どんな陰イオンのときに金属元素は高荷電状態を取りやすいか
  6-2-4 熱分解に対する安定性と主量子数の関係
  6-2-5 遷移元素塩化物の安定度は原子番号によってどう変わるか
 6-3 イオン結晶の溶解
  6-3-1 水中への溶解
  6-3-2 イオンの溶解和

7章 水素イオンの供与と受容
 7-1 酸や塩基の強さを決める因子
 7-2 溶液中の酸塩基反応
  7-2-1 塩酸の酸解離のエネルギー変化
  7-2-2 溶媒の性質と酸・塩基の強さ
 7-3 水の特異な性質
 7-4 加水分解と金属元素の溶存状態
 7-5 オキソ酸の電荷分布と酸性度
 7-6 水溶液中の酸塩基平衡

8章 酸化と還元―電子のやり取り
 8-1 酸化されやすさ・還元されやすさ
  8-1-1 標準電位
  8-1-2 元素の酸化還元性を決める因子
 8-2 水の酸化と還元
 8-3 酸化状態の安定性
  8-3-1 酸化数との関連
  8-3-2 酸化状態の安定性と水素イオン濃度との関連
 8-4 固体の溶解度と電荷の関係

9章 配位化合物
 9-1 配位化合物とは
 9-2 金属イオンと配位子の組み合わせ
  9-2-1 溶液中の平衡
  9-2-2 生成定数を左右する因子
 9-3 配位化合物の電子状態
  9-3-1 八面体型配位によるd軌道の分裂
  9-3-2 四面体型錯体おけるd軌道の分裂
  9-3-3 弱い八面体型結晶場でのエネルギーレベル図
 9-4 錯体の性質とd電子数の関係
  9-4-1 結晶場安定化エネルギー
  9-4-2 錯体の性質に対するd軌道分裂の効果
 9-5 強い八面体型結晶場
  9-5-1 低スピン錯体の生成
  9-5-2 d軌道の分裂の大きさを左右する因子
 9-6 八面体型錯体の光吸収と色

10章 固体の性質
 10-1 固体の電子状態
  10-1-1 固体のエネルギーバンド
  10-1-2 金属結合の強さ
  10-1-3 単体結晶の電気的性質
  10-1-4 二成分化合物のバンドギャップ
 10-2 格子欠陥
 10-3 不定比化合物の電気伝導性
  10-3-1 酸化や還元による点欠陥の発生
  10-3-2 固溶による格子欠陥の形成
 10-4 面状欠陥

11章 構造と機能
 11-1 イオン伝導体―なぜα-AgIはイオン伝導性を示すのか
 11-2 強磁性体-なぜフェライトとは強磁性を示すのか

備 考

「フレンドリー無機化学」を改訂いたしました。

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