• 献本

E-コンシャス 金属材料

978-4-7827-0612-1 C3058 /2010年1月刊行
千葉工業大学教授 本保元次郎
前千葉工業大学教授 山口達明 [共著]
B5・並製・100頁/定価 2,090円(本体1,900円)
金属材料というと多くの材料の名前や性質などを覚えることを前提とする, 地味で面白みのない教科書が多かったが, 本書では分かりやすい説明を加えた図表を中心に, 金属材料の将来性を容易に理解できるように努めた。 基礎から各種材料の特徴はもちろん金属材料の発展を見据え, 環境に配慮した材料の創製, 最新のトピックスや歴史的事柄をコラムとして多数掲載し, 複合的に学べるよう配慮した。

E-コンシャスとは
「環境に配慮した」という意味の英語 “Environment-Conscious” (元来の用法では be conscious of the environment) に由来する造語である。一般に, エコ (ECO) と呼称される。
目次

1 人類と材料の関わり
 1.1 道具・材料から見た人類の歴史
 1.2 材料開発に対する化学の力
 1.3 工業材料に対する社会的要請

2 材料物質の特性
 2.1 物質構造の階層性と化学結合の多様性
 2.2 力学的性質
 2.3 熱的性質
 2.4 光学的性質
 2.5 電気的性質
 2.6 物質材料特性の総括

3 金属材料の基礎
 3.1 金属の特徴
  3.1.1 金属とは
  3.1.2 金属の構造
  3.1.3 金属材料の分類
 3.2 金属材料の機械的性質
  3.2.1 金属材料の変形
  3.2.2 金属材料の機械的性質
  3.2.3 金属材料の強化
 3.3 金属材料の腐食と防食
  3.3.1 金属材料のイオン化傾向
  3.3.2 金属材料の腐食
  3.3.3 金属材料の腐食技術
 3.1 金属材料の製造プロセス
  3.4.1 金属の製錬
  3.4.2 金属材料の成形

4 鉄鋼材料と非鉄材料
 4.1 鉄鋼材料
  4.1.1 純鉄と炭素鋼および鋳鉄
  4.1.2 普通鋼と特殊鋼
  4.1.3 ステンレス鋼, 耐熱鋼と超合金
 4.2 非鉄材料
  4.2.1 銅と銅合金
  4.2.2 アルミニウムとアルニウム合金
  4.2.3 マグネシウムとアルニウム合金
  4.2.4 チタンとチタン合金
  4.2.5 貴金属

5 生命環境と金属材料
 5.1 生命を支える金属材料
  5.1.1 生体内での金属のはたらき
  5.1.2 生体材料
 5.2 環境問題と金属材料
  5.2.1 金属材料による環境問題
  5.2.2 金属材料のリサイクル

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更新: 2022年7月20日
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