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よりみちしながら化学入門―げんしものがたり

978-4-7827-0569-8 C3043 /2008年10月刊行
京都大学名誉教授 大野惇吉
A5・並製・194頁/定価 2,420円(本体2,200円)
化学は興味がないから勉強しない。化学と聞くだけで頭が痛くなる。そんな苦手意識を持つ学生や社会人にも興味を持ってもらえるよう日常使う言葉でつづった化学の基礎の基礎。化学の出来事を日常ある出来事に置き換え, 身近でイメージしやすくさらに遊び心をもって面白さを伝えるユニークな書。
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目次

1 化学曼荼羅
 周期表と曼荼羅
 菩薩たちの名前と記号
 化学曼荼羅に描かれている情報

2 我輩は原子である―原子の構造
 自己紹介―原子の概念
 家族の紹介―同位体
 美人姉妹の仕事―同位体の利用
 町の紹介―族と周期

3 ダウンジャケット―電子と軌道と周期表
 軌道というジャケット―不連続なエネルギー
 真田十勇士―電子の二面性
 ダウンの収容場所―副軌道
 住宅案内図
 案内図をつくった人―周期性の発見

4 小さな恋人たち―イオンの生成
 思春期をむかえて―イオン化
 恋に目覚める―イオンになりやすさ

5 いろいろな恋の形―結合の生成
 石部金吉の恋―イオン結合
 ドンファンの恋―共有結合
 アバンチュールかプラトニックか
 特別な物質―水
 風の中の羽のように―金属

6 小さな恋のものがたり―化学反応
 源氏物語絵巻―化学反応式
 参加者数を数える―モル

7 裸のわたし―プロトン
 陽子の煩悩―酸・アルカリ
 酸性多数―酸性・アルカリ性
 陣取りゲーム―酸・アルカリの強弱
 石けんというコウモリ―ミセルとベシクル
 相打ち―中和

8 ダウンの出し入れ―酸化・還元
 「酸素」の出入り
 「水素」の出入り
 暑がりやと寒がりや―電子の授受
 川の流れのように―電池
 流れに沿って―新概念の酸・塩基

9 「炭素」でつくる化合物―有機化合物
 2丁目のおやせさん―第2周期の元素
 3丁目のおでぶさん―第3周期の元素
 鏡の国のアリス―不斉中心

10 これが化学の進む道―化学反応論
 井戸の中―エネルギーの凹凸面
 伊豆の踊り子・天城越え―遷移状態論

備 考

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更新: 2022年11月29日
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