• 絶版

量子材料学の初歩

978-4-7827-0391-5 C3043 / 1998年5月刊行
足立裕彦・田中 功
京都大学名誉教授 足立裕彦・京都大学教授 田中 功 共著
A5・並製・194頁/ 定価 2,970円( 本体 2,700円)
本書はこれから材料学を学ぼうとする学生,また実際の材料研究者を対象として,必要最低限な量子力学の初歩についてまとめた教科書。新しい時代の材料学で最も重要な「物質の電子状態を正しく理解する」うえで,分子軌道法という計算法について基礎的概念を解説。章末に演習問題,解答を掲載。
目次

1章 はじめに
2章 波動方程式と波動関数
3章 原子の構造と電子状態(水素原子 / 多電子原子 / セルフ・コンシステント・フィールド(SCF)法)
4章 元素と周期律
5章 分子の電子状態(分子軌道法 / 共有結合とイオン結合 / 結合の次数 / マリケンの電子密度解析 / 他)
6章 分子から固体へ(分子性結晶 / イオン結晶 / 共有結合性結晶 / 金属結晶 / バンド法と分子軌道法)
7章 無機結晶の構造と結合状態(最密充填構造 / 代表的なイオン結晶の構造 / イオン半径と配位数の半径比則 / 不定比性と点欠陥 / 他)
章 無機物質・錯体の電子状態(典型元素の酸化物 / 遷移金属元素の酸化物 / 他)
9章 表面と界面(原子配列と電子状態 / 界面における原子配列と電子状態)
10章 電子分光と電子状態
11章 水溶液中における電子論


更新: 2025年4月7日
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