演習で学ぶ環境

978-4-7827-0444-8 C3043
日本分析化学会北海道支部 編
日本分析化学会北海道支部 編
B5・並製・114頁/定価 1,980円(本体1,800円)
環境の変化は物理的あるいは化学的方法によって客観的に捕えることが出来る。本書は主に,化学的手法により得られた環境データの取り扱いについて実例をあげて解析した演習書。学生や研究の現場で環境関連の業務に携わる方に絶好の書である。
目 次

1章 人間環境
 1.1 重金属の環境問題
  1.1.1 重金属公害
  1.1.2 必須微量元素
  1.1.3 ニッケル-カドミウム電池
 1.2 森林と二酸化炭素
 1.3 人工有機物
 1.4 変異原物質
 1.5 悪臭公害
 問題の解答

2章 大気環境
 2.1 降水の主成分
  2.1.1 イオンバランスと電気伝導度バランス
  2.1.2 平均組成
  2.1.3 非海塩由来成分
 2.2 窒素化合物
  2.2.1 窒素酸化物
  2.2.2 亜酸化窒素の分解
  2.2.3 アンモニアの吸着除去
 2.3 温暖化気体
  2.3.1 オゾン層
  2.3.1 メタン分解
 2.4 降水中の硫黄同位体
 2.5 粉じん
  2.5.1 金属成分
  2.5.2 発生源
 問題の解答

3章 水環境
 3.1 水の循環
 3.2 溶存酸素濃度・飽和濃度
 3.3 硬 度
 3.4 pH
 3.5 河川水
  3.5.1 電気伝導率
  3.5.2 濁 度
 3.6 CODとBOD
  3.6.1 COD測定
  3.6.2 BOD測定
  3.6.3 測定条件
 3.7 リ ン
  3.7.1 リン酸の溶存化学種
  3.7.2 リンの存在形
 3.8 栄養塩
  3.8.1 富栄養化
  3.8.2 海水中の栄養塩
 3.9 温暖化気体
  3.9.1 クロロフルオロカーボン
  3.9.2 大気二酸化炭素の交換
 3.10 粒子の沈降速度
 問題の解答

4章 地圏環境
 4.1 火山ガス成分
 4.2 炭酸塩
 4.3 年代測定
  4.3.1 放射性鉛と堆積速度
  4.3.2 堆積物中の火山灰
  4.3.3 地球の年齢
 問題の解答

5章 環境分析化学
 5.1 吸光光度法
 5.2 シアンの吸光分析
 5.3 オキシン銅の定量
 5.4 マスキング剤の条件
 5.5 ヘッドスペース法
 5.6 イオンクロマトグラフィー
 5.7 GCによる有機物の分離
 5.8 MSスペクトルによる有機物の同定
 5.9 データの整理
 問題の解答

備 考

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更新: 2016年9月30日
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