10年使える有機スペクトル解析
978-4-7827-0501-8 C3043
/2005年4月刊行
新津隆士・海野雅史・鍵 裕之
創価大学准教授 新津隆士・群馬大学教授 海野雅史 東京大学教授 鍵 裕之 著
B5・並製・206頁/定価 2,860円(本体2,600円)
構造解析の基礎からスペクトルを理解し,化合物の構造決定を身に付けられるよう実用的知識を盛り込んだ。豊富な例題と演習問題,解答付。
目次
Ⅰ NMR核磁気共鳴スペクトル
① はじめに
② まずはNMRの説明
2.1 NMRってなんのこと?
2.2 用語の説明から始めよう
2.3 NMRの装置と注意事項
2.3.1 超伝導磁石
2.3.2 プロープ
2.3.3 分光計
2.3.4 解析用パソコン
2.3.5 試料調製法
③ NMRステップバイステップ
3.1 ケミカルシフト
3.2 カップリングコンスタント
3.3 等価性について
3.4 周波数って関係あるの
3.5 プロトン以外の各種の測定(多核測定)
④ NMRの原理についてのかなり乱暴な簡略説明
4.1 なぜピークが出るのか
4.2 原子は何でもOKなのか
4.3 緩和時間
4.4 カップリングコンスタント
⑤ 応用測定法
5.1 13CNMRで用いられるパルスシークエンス
5.2 多核NMRで用いられるパルスシークエンス
5.3 2次元NMR
5.4 固体NMR
5.5 温度可変測定
⑥ 役に立つデータ集
参考文献およびお薦めしたい本
インターネットでスペクトルが参照できるサイト
Ⅱ MS質量分析
① マススペクトル - なぜ必要か
② マススペクトル - その特徴
③ 質量分析装置について
3.1 検出方法
3.2 イオン化法
3.3 GC-MS
3.4 キャリブレーション
④ スペクトルの読み方
4.1 分子イオンピーク
4.2 フラグメントイオンピーク
4.3 なぜ質量数は整数なんだ?
4.4 役に立つ同位体ピーク
4.5 二項定理じゃないけれど
4.6 窒素ルールについて
4.7 特徴的なフラグメントピーク
4.8 はて、いったいこれはなんだろう?
⑤ ちょっと高度に
5.1 高分解能マススペクトル
5.2 分子イオンピークが出ないときは
5.3 新しい測定法について
Ⅲ 吸収スペクトル
① 可視・紫外線吸収スペクトル
1.1 原 理
1.2 実際の測定
Ⅳ IR赤外吸収スペクトル
① 赤外吸収スペクトルを用いた構造解析
② 赤外スペクトルの利用方法
2.1 結合の強さと赤外吸収のエネルギー
2.2 伸縮振動と変角振動
③ 赤外スペクトルの測定法
3.1 赤外スペクトルを測定する装置
④ 赤外スペクトルをどう見ていくか?
Ⅴ 総合構造解析
総合例題
総合例題解答
演習問題
演習問題解答
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