E-コンシャス　セラミックス材料

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E-コンシャス　セラミックス材料

978-4-7827-0611-4 C3043 ／2010年4月刊行

千葉工業大学教授　橋本和明
千葉工業大学教授　小林憲司
前千葉工業大学教授　山口達明 [共著]

B5・並製・148頁／定価 2,530円（本体2,300円）

環境に配慮した材料の創製を目指す 21世紀型の新しいテキスト。活字離れといわれる学生のために図表を豊富に掲載し, 「図表と解説」の見開き2ページの構成で, 内容を効率的に学ぶことができる『セラミックス』の入門書。

E-コンシャスとは
「環境に配慮した」という意味の英語 “Environment-Conscious” (元来の用法では be conscious of the environment) に由来する造語である。一般に, エコ (ECO) と呼称される。

1　人類と材料のかかわり
　1.1　道具・材料から見た人類の歴史
　1.2　材料開発に対する化学の力
　1.3　工業材料に対する社会的要請

2　材料物質の特性
　2.1　物質構造の階層性と化学結合の多様性
　2.2　力学的性質
　2.3　熱的性質
　2.4　光学的性質
　2.5　電気的性質
　2.6　磁気的性質
　2.7　物質材料特性の総括

3　固体化学の基礎
　3.1　共有結合の古典的な考え方
　3.2　量子力学による共有結合の考え方
　3.3　いろいろな共有結合
　3.4　混成軌道
　3.5　配位結合と錯体
　3.6　分子間力と水素結合
　3.7　イオン結合
　3.8　金属結合
　3.9　金属結晶の構造
　3.10　固体の性質
　3.11　状態変化と相平衡

4　セラミックスの特徴
　4.1　セラミックスの化学結合
　4.2　伝統的セラミックス
　4.3　先進セラミックス
　4.4　セラミックスの状態
　4.5　先進セラミックスの特徴

5　セラミックスの構造
　5.1　セラミックスの結晶構造
　5.2　セラミックス結晶の不完全性と特性変化
　5.3　セラミックス中の物質移動

6　セラミックスの製造
　6.1　セラミックスの原料
　6.2　多結晶体セラミックスの製造プロセス
　6.3　単結晶セラミックスの製造プロセス
　6.4　薄膜セラミックスの製造プロセス

7　汎用および高性能セラミックス材料
　7.1　アルミナセラミックス
　7.2　ジルコニアセラミックス
　7.3　二酸化チタン
　7.4　非酸化物系セラミックス
　7.5　カーボン系セラミックス

8　環境・エネルギー・生命とセラミックス材料
　8.1　環境・エネルギー関連セラミックス
　8.2　生体関連セラミックス
　　8.2.1　バイオセラミックス
　　8.2.2　医療用セラミックス機材・機器