新版 エネルギーの科学-人類の未来に向けて
978-4-7827-0598-8 C3043
帝塚山大学名誉教授 安井伸郎 著
A5・並製・144頁/定価 2,200円(本体2,000円)
人類のエネルギー利用の歴史から熱力学,発電,新エネルギー,さらに環境問題まで,私たちの暮らしを考える。共通教養科目の教科書として。 この改訂版では太陽光発電や風力発電など,再生可能エネルギー利用に関するデータを一新し,さらにその他の掲載データも最新のものに差し替え,ここ数年のエネルギー事情の大きな変化に対応させた。
目 次
序 人類の生存のエネルギー
1 人類は何を使ってきたか
1-1 生命の誕生~人類の登場
1-2 人類の歩み
1-3 人口とエネルギー消費量の移り変わり
2 エネルギーのかたち
2-1 エネルギーとは何か
2-2 エネルギーの変換と変換効率
2-3 化石資源のエネルギー~化学エネルギー~とは何か
2-4 “省エネルギー”の熱力学的意味
3 化石資源
3-1 生活の中の化石資源
3-2 化石資源はどうやってできたか
3-3 石 油
3-4 石油ガス
3-5 天然ガス
3-6 石 炭
3-7 石油と石炭の比較
3-8 可採年数
3-9 資源の乏しい日本
4 電気エネルギー
4-1 現代生活と電気エネルギー
4-2 電気エネルギーの利点と欠点
4-3 発電の方法
4-4 水力発電
4-5 火力発電
4-6 原子力発電(原発)
4-7 電気エネルギーの安定な供給
5 次世代エネルギー
5-1 再生可能エネルギー
5-2 太陽光発電
5-3 風力発電
5-4 バイオマス・エネルギー
5-5 自然の力の利用
5-6 燃料電池
5-7 廃棄物発電
5-8 次世代エネルギーの問題点と将来
5-9 “夢の”新エネルギー
6 環境問題とエネルギー問題
6-1 化石資源の消費と地球温暖化
6-2 廃棄物はどのように処理されるか
6-3 プラスチックの再利用
6-4 紙のリサイクル
6-5 リサイクルの落とし穴
6-6 省資源の工夫
7 人類の未来に向けて
7-1 どのような資源をどのように使うか
7-2 ゼロエミッション
7-3 循環型社会は可能か