環境・安全・衛生-大学のアピール

978-4-7827-0515-5 C3043
伊永隆史 編
首都大学東京教授 伊永隆史 編
B5・並製・236頁/定価 2,420円(本体2,200円)
大学教育における環境・安全教育の重要性・充実が叫ばれる中で,全ての教員が理工学系実験やその他学外実習をはじめとする教育研究活動を行う上で必携の手引書。法人化に伴う大学の環境・安全衛生マネジメントシステムの変化がわかるよう構成。章立てに沿って進むことにより自動的に環境報告書を作成することができます。
目次

1 大学の社会的責任
 1.1 大学の社会的責任に対する要請・背景/動向
  1.1.1 CSRの概念
  1.1.2 トリプルボトムライン
 1.2 大学の社会的責任の考え方/コンセプト
  1.2.1 企業と大学の相違
  1.2.2 大学の社会的責任
 1.3 USR実現のための体制整備
  1.3.1 体制構築のためのステップ
 1.4 環境・社会的情報の評価と開示(環境報告書・サスティナビリティ報告書)
 1.5 今後の課題

2 労働安全衛生マネジメントシステム
 2.1 大学における労働安全衛生マネジメントシステムの意義
  2.1.1 労働安全衛生マネジメントシステム
  2.2.2 経営者/管理者
  2.2.3 教員および学生
 2.2 労働安全衛生マネジメントシステムの導入
  2.2.1 目的と概要
  2.2.2 導入の意義
  2.2.3 労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針と構成
  2.2.4 労働安全衛生マネジメントシステムに係わる指針と運用事例
 2.3 基本的な考え方―指針・教育
  2.3.1 学 生
  2.3.2 学生に接する場合の指針と教育―職員の立場から
  2.3.3 職員の役割と教育
 2.4 マネジメントシステムの構築
  2.4.1 基本的考え方
  2.4.2 一般エリアの管理
  2.4.3 ハザードエリアの管理
  2.4.4 情報開示
 2.5 大学における実験中死亡事故の代表例
 2.6 大学・研究機関における平成16年度の主な事故事例

3 化学物質等マネジメントシステム
 3.1 化学物質に対する基本的考え方
  3.1.1 化学物質とは
  3.1.2 化学物質に支えられた生活と問題点
  3.1.3 化学物質の危険性
  3.1.4 化学物質の適切な管理
  3.1.5 化学物質使用者の責務
 3.2 化学物質にはどのようなものがあるか
  3.2.1 はじめに
  3.2.2 化学物質を環境面から毒性・汚染を問題として考える場合
  3.2.3 特定化学物質の環境への排出量の把握および管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)
  3.2.4 毒物・劇物
  3.2.5 大学における化学物質の使用
  3.2.6 まとめ
 3.3 化学物質の使用
  3.3.1 はじめに
  3.3.2 安全教育
  3.3.3 選 定
  3.3.4 購 入
  3.3.5 使用・保管
  3.3.6 廃 棄
 3.4 PRTR
  3.4.1 PRTR制度とは
  3.4.2 大学におけるPRTR
 3.5 生物およびRIなどの取扱い
  3.5.1 微生物の取扱い
  3.5.2 消 毒
  3.5.3 実験動物の取扱い
  3.5.4 組換えDNA実験指針の法制化について―概要
  3.5.5 放射性トレーサー

4 廃棄物マネジメントシステム
 4.1 総 論
  4.1.1 大学における廃棄物対策の原則
  4.1.2 学内一括処理と外部委託について
 4.2 廃棄物処理に関する法令等
  4.2.1 廃棄物処理関連法令の変遷
  4.2.2 廃棄物処理関連法令等の概要
  4.2.3 国際的動向と国内対応
  4.2.4 土壌汚染
 4.3 組織と運営
  4.3.1 廃棄物管理に関する組織と運営について
 4.4 処理方法
  4.4.1 廃棄物の分類と処理方法の概要
 4.5 外部委託
  4.5.1 はじめに
  4.5.2 廃棄物処理業者の適性評価基準の考え方
  4.5.3 廃棄物処理業者適正評価の流れ
  4.5.4 廃棄物処理業者評価の実施
  4.5.5 廃棄物処理外部委託のリスク
 4.6 管理と監視
  4.6.1 廃棄物排出の管理と監視
 4.7 廃棄物リサイクルの重要性

5 環境・エネルギーマネジメントシステム
 5.1 環境報告書
 5.2 エネルギー
 5.3 物質投入量
 5.4 水資源
 5.5 排水排出量
 5.6 排ガス
 5.7 温室効果ガス
 5.8 化学物質
 5.9 廃棄物
 5.10 その他



資料1 廃棄物処理関連法令等の概要
資料2 廃棄物の処理に関する行政機関への主な届出等
資料3 廃棄物処理業者評価のためのチェックリスト
資料4 第1種指定化学物質の排出量および移動量の届出書
資料5 建築物棟別調査結果書(特殊建築物)
資料6 産業界の事故事例
資料7 混合すると爆発の危険性のある薬品の組合せ

備 考

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更新: 2024年3月29日
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